乾燥肌の原因とスキンケア方法

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肌は3つの層で出来ています。

 

一番外側が角質層
真ん中が表皮
一番内側が真皮です。

 

健康な肌では角質層に約30%の水分が含まれていますが、これが30%を下回った状態の事を乾燥肌と言います。
水分は湿度の低い方から高い方へ移動していきますので、空気が乾燥していれば肌内部の水分は蒸発しやすくなります。
しかし角質層は外からのバリア機能を持っていて、たとえ空気が極端に乾燥していても本来肌の潤いは保たれるはずです。

 

乾燥肌の原因

 

角質層のバリア機能を支えているのは、セラミド等の保湿成分です。
保湿成分は角質同士をつなぎ合わせる役割を持っているので、減ってくると角質と角質の間に隙間が出来ます。
その隙間から水分がドンドン出て行ってしまうのです。
セラミドは本来人間の体が自分で作るものなのですが、生産量は年齢によって低下します。
それに伴い肌は空気中の湿度の影響を受けやすくなるのです。

 

こうして乾燥が進んでしまうと、肌は固くザラザラしてきます。
これは角質層が厚くなってくる為です。
角質層が乾燥してバリア機能が低下すると、人間の体は肌を守ろうとして新たな角質層を作ろうとします。
本来は28日間をかけて表皮から角質層が作られていくのですが、乾燥状態だと本来の時間をかけずに角質層が作られます。
こうして角質層は積みあがってドンドン厚くなっていきます。
この28日間の中で保湿成分も作られていくのですが、大急ぎで作られた未熟な角質層ではこれらの成分も十分に生産出来ていません。

 

空気が乾燥
→角質層の水分量低下
→未熟な角質層の生産
→角質が厚くなる
→肌荒れ

 

の順で進んでいきます。

 

対策としては肌の保湿をするということですが、すでに肌が荒れてしまっているという方はまずピーリングで余分な角質を取り除いた方が良いでしょう。

 

乾燥肌の為のスキンケア方法

 

保湿にとって有効な美容成分をいくつかご紹介します。
上に書いてあるものほど高い効果を期待できる成分です。

 

保湿力のある成分

肌内部に取り込めるわけでは無いですが、成分自体が水分を多く保持する事ができるものです。
乾燥から肌を守るバリアの役目を角質の代わりに果たしてくれます。

 

・ヒアルロン酸

1gで6リットルの水分を保持すると言われている成分です。
ヒアルロン酸配合の化粧品は数多く流通していますが、かなり効果な成分ですので安価な化粧品にはほとんど配合されていないと考えて良いでしょう。
1リットルあたりの価格は約1000万円かかります。

 

・コラーゲン

真皮にあって、内側の水分量を支えている成分です。
分子が大きいので外側から塗っても吸収されるわけではないですが、高い保湿力を持っています。

 

・エラスチン

同じく真皮の部分に存在する成分です。
吸収は出来ませんが、こちらも保湿力のある成分です。

 

吸湿性のある成分

水分をキープするのではなく、空気中から水分を集める成分です。
保湿力のある成分とあわせて使う事でより効果が期待できます。

 

・PCA-Na

天然保湿因子と言われていて、1つのPCA-Naは4つの水分子を吸着してくれます。
アレルギーの報告もなく、安全性の高い成分と言われています。

 

・プロピレングリコール

多くの化粧品に使われています。
同じく吸湿性のある成分です。
アルコールの一種ですので、肌刺激は多少あります。

 

皮膚にフタをする成分

油でフタをして、水分を逃がさない事も目的とする成分です。
油を塗っておけば確かに水分は逃げませんが、毛穴にまでフタをする事になります。
すると炎症を起こして、乾燥とは別の肌トラブルの原因になるのでお勧めは出来ません。
参考までに記載します。

 

・ミネラルオイル(鉱物油)

安く販売されている化粧品には使われていることが多いです。
取引価格は水よりも安い成分で、石油由来の油です。

 

・パラフィン(石蝋)

こちらも石油由来の成分ですが、ロウソクの原料になる成分です。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

これらはすべて化粧品に配合されている成分ですので、化粧品選びの参考にして頂ければ幸いです。

乾燥には早めの対策が重要です。

本格的に乾燥する時期の前に、保湿を心がけましょう。

 

カテゴリ:美容の話  [コメント:0]

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