髪を乾かすのがめんどくさい。について

目安時間:約 5分

我が家には二人の愛娘がいます。

 

毎日お風呂に入るわけですが、お風呂から上がった後は二人とも髪を乾かすのを嫌がって逃げ回ります。
夏場なんかはその追いかけっこのせいでお風呂に入った直後に汗ばんでいます。

 

どうやらドライヤーの風が嫌いなようです。

 

子供だけに限らず、大人でも毎日の仕事が忙しくドライヤーがめんどくさい!
と思う事はありますよね?

 

そこで髪を乾かさなかった場合のデメリットや楽な乾かし方等を考えました。

 

髪を乾かさない場合のデメリット

箇条書きにしますが
・頭が臭くなる
・頭が痒くなる
・フケが出る
・血行が悪くなる
・髪が痛む
・髪の癖がつきやすくなる

 

これは一般的に言われているデメリットです。

 

とはいえ一概には言えないような気もします。

 

・頭が臭くなる
・頭が痒くなる
・フケが出る
・血行が悪くなる

→この4つは頭皮に関わる事です。

 

頭が臭くなるというのは頭皮が濡れている状態が長く続くと雑菌が繁殖するからです。
これは生乾きの洋服が臭くなるようなものなので、なんとなく想像がつきますね。
頭が痒くなるのは頭皮が炎症を起こしているという事ですが、これも雑菌が増えるからという事です。
フケが出るというのは一般的に言われている事ですが、フケの原因も2種類あります。
乾燥が原因の場合と、逆に皮脂が出すぎている事が原因の場合です。
自然乾燥でフケがでるようになると言われているのは

 

頭皮で雑菌が繁殖

頭皮が炎症を起こす

炎症を起こす事で肌のバリア機能が損なわれる

バリアが敗れたところから水分が蒸発して頭皮が乾燥

フケがでる。

 

という考え方ですが、結局雑菌が増える事が原因みたいですね。

 

頭皮の血行が悪くなるというのは、気化熱に温度を持っていかれて体温が下がるから、結果として血行が悪くなる。
との事ですが、気化熱に奪われるのはドライヤーで乾かしても自然乾燥でも熱量は同じはずなので、これはちょっとおかしいんじゃないか?と思います。
ドライヤーの場合は熱を奪われながら温める事にもなるので、プラマイゼロという事なのかもしれませんが。
どちらにしてもドライヤーでプラマイゼロになるくらいの温度低下で血行が悪くなるというのは言い過ぎのような気がします。

 

・髪が痛む
・髪の癖がつきやすくなる

 

→この二つは髪の毛に関わる事です。

 

濡れた髪はキューティクルが開いた状態なので、そのまま放置すると髪が痛みやすくなるとの事です。
とはいえ、キューティクルの主成分はタンパク質です。
タンパク質はご存知の通り熱によって変質します。
キューティクルは高温になると溶けてしまいます。
ドライヤーで髪が痛むのはキューティクルにダメージを与えてしまうからですね。
結局どっちにしろ髪にダメージがあるじゃないか!
という気がします。

 

髪の癖がつきやすくなる理由は、髪ではなく紙で考えると分かりやすいです。
濡れた紙を乾かすとベコベコになりますよね?
水分量が一定ではないので、乾くタイミングが場所によって変わってくるからです。

 

とはいえこれは人によります。

髪にはメデュラという芯になる部分がありますが、人によってまったく無かったり、あっても途切れていたりします。
芯の無い髪質の人は癖も付きやすいです。

 

まとめ

以上が頭を洗ったあとに自然乾燥させた時のデメリットと言われている事です。

 

僕は夏のお風呂上りはいつも扇風機の前で涼んで、涼みながら扇風機で髪を乾かしていますが、紹介してきたデメリットと言われることを考えると意外と扇風機乾燥が一番良いんじゃないか?という気がします。

 

高温で髪の毛を傷つける事も無いですし。

 

娘の髪も今のところ毛量が少なくすぐ乾くので、走らせて汗をかかせて別の炎症の原因を作るよりは自然乾燥で良いのかな?と思いました。

 

雑菌が繁殖するということも一概には言えないとおもうのですが、それはまた別の機会に書きたいと思います。

 

ありがとうございました。

 

 

髪質改善の方法と髪ダメージの原因

目安時間:約 6分

髪には一番年齢が出ると言われています。

 

日々の生活の中で

髪に含まれる水分量はドンドン減少していきますし、

髪の内部のたんぱく質は溶けて髪はドンドン痩せていきます。

 

最近では髪質改善専門の美容院等もありますが、

そういうところに行くとお金も余分にかかってしまいますし、

髪質を改善しても生活が同じだと結局はまた同じ事になってしまいます。

 

今日はまずは髪質が悪化する原因からお話しします。

 

髪がダメージを受ける原因

 

髪がダメージを受ける原因はいろいろあります。

 

紫外線だったり、髪を染めたり、パーマをあてたり

いろいろとありますが、

まずはシャンプー・リンスに気を付ける事です。

 

どんなものが髪にとって悪いのかと言うと、

タンパク質を溶かすもの

油で毛穴を詰めるもの

この二つです。

 

髪の一番外側はキューティクルによって覆われていますが、

このキューティクルはタンパク質によって出来ています。

 

キューティクルが剥がれると髪内部に水分を保持しておくことが出来ず、

パサついた髪になる原因になります。

市販のシャンプーは洗浄力が強く、

髪のタンパク質を溶かすものがあるので気を付けましょう。

 

自分が使っているシャンプーが、

タンパク質を溶かすものかどうかを判断する実験があります。

 

卵の白身は純粋な100%のタンパク質ですが、

白身とシャンプーを混ぜてみて、

白濁するようならそれはタンパクを溶かすシャンプーです。

 

油で毛穴を詰めるのは主に石油系のリンス等です。

リンスを流しすぎないようにすると髪がツルツルに!

みたいな事も一時期言われたりしましたが、

油で毛穴が詰まると様々な頭皮トラブルが起こりますので絶対に辞めましょう。

 

油で毛穴にフタがされると、毛穴の中では細菌が繁殖します。

細菌が繁殖すると人間の体の免疫システムは細菌を排除しようと炎症を起こします。

炎症が起きる事で毛根がダメージを受けて、

髪に栄養がいかなくなったり、抜け毛の原因になるという訳です。「

 

そもそも油系のリンスで髪がツルツルになるのは一時的なものです。

髪の表面を油が覆うのでツルツルになったような気がしますが、

油を落とせばゴワゴワのままです。

 

「一時的でも良いから油のツルツル感が欲しい!」

 

という方は、オリーブオイルやツバキオイル等の植物由来のものが良いでしょう。

石油系のリンスは髪に栄養を与えるわけではありませんので、

一時的ツルツルと引き換えに髪は痩せていってしまいます。

 

髪質の改善方法

まずはシャンプー・リンスに気を付けるべきです。

逆にどういうものを選べば良いのかというと、

髪に栄養を与えることや補修・保湿を目的としたものを選ぶ事です。

 

いくつか髪質改善に有効と言われている成分を紹介します。

ハナショウガエキス

ポリネシアのサモア諸島に住む原住民の方は

はげや白髪の方がいないそうです。

それはなぜかと植物学者の方が一年間現地滞在で調査した結果発見されたのが、

このハナショウガエキスです。

現地の方々はこのハナショウガのエキスで髪を洗っていたんだそうです。

 

ちなみにこのハナショウガエキスの主成分である

ゼルボンという成分は抗がん作用や免疫機能向上にも効果があると言われています。

 

加水分解キノア・ダイズ・コムギ

髪に栄養を与える成分です。

髪と同じ成分のアミノ酸・タンパク質を補う事が出来ます。

 

ただし、加水分解成分はあまりお勧めしません。

肌の内部や髪の中に浸透するため、分子を細かく分解したものなのですが

一時期アレルギーになる可能性があるという事で有名になりました。

 

実際に加水分解コムギを使っていた方が小麦の成分を皮膚から吸収することで、

免疫システムが小麦を異物と判断して、

コムギアレルギーを発症するという事がありました。

 

しかし小麦アレルギーを発症したというケースはその時のみです。

加水分解コムギを使った製品は今も数多くありますが、

今のところ事件になった製品以外でアレルギー発症の報告はありません。

同じ加水分解の成分でもメーカーによって製法も濃度も違うからでしょう。

 

とはいえ今まで報告されていないだけで今後どうなのかは分かりませんし、

小麦アレルギーや大豆アレルギーにもしもなってしまった場合はかなり長い付き合いになってしまいます。

 

オレイン酸

ツバキ油等に含まれる成分です。

「皮脂」というと悪い印象がありますが、

肌にはなくてはならないものです。

皮脂を放置しすぎると酸化して固まってしまったりしますが、

適度な皮脂は保湿の効果があり、髪や肌に潤いを与えてくれます。

そして、この皮脂の41%はオレイン酸から出来ています。

 

ちなみにオリーブオイルのオレイン酸含有量は75%で

ツバキ油のオレイン酸含有量は85%と言われています。

さらにラウアオイルというアマゾン原住民の方が使っているというオイルもありますが、

オレイン酸の含有量は公表されていないようです。

 

このほかにも髪に良いと言われる成分は数多くありますが、

長くなってしまったのでまた別の機会にお伝えします。

 

今日もありがとうございました。

バルジ領域と薄毛、白髪の関係

目安時間:約 4分

バルジ領域という言葉を聞いた事があるでしょうか?

2000年に発見されて以来、研究が進んでいます。

白髪が出来るメカニズムはずっと謎だと言われてきたのですが、

どうやらこのバルジ領域が白髪に深く関わっているということが分かりました。

 

そしてこのバルジ領域というのは、

先日の記事で紹介した薄毛にも関係してきます。

 

 

バルジ領域とは

 

上の図は毛穴のイラストです。

毛穴の一番下は毛母細胞で細かい血管と繋がって栄養が送られています。

毛穴の出口付近の横にくっついているような部分がバルジ領域です。

バルジ領域の中には

毛包幹細胞

色素幹細胞

といった細胞の卵が沢山入っています。

 

難しい説明は省きますが、考え方としては

 

毛包幹細胞=新しい毛を作る細胞

色素幹細胞=毛の色を黒くする細胞

という事です。

バルジ領域にこのどちらかの幹細胞が無ければ、

新しい毛が生えてこないし生えてきても白髪

ということですね。

 

 

17型コラーゲンとバルジ領域の関係

 

17型コラーゲンというのは、幹細胞を固定しておくために必要なコラーゲンです。

これが無くなると、幹細胞は本来の機能を失ってただの皮膚になってしまいます。

そして最終的にはフケとして剥がれ落ちていきます。

毛になるはずの幹細胞がフケになってしまうんですね。

 

17型コラーゲンを含むサプリメントやシャンプーという触れ込みで市販されているものは沢山あります。

ですが、このバルジ領域を発見した東京医科歯科大学が公式に

市販されているものを調べた中で17型コラーゲンが配合されている物は無かった

と発表しています。

またそういう製品があったとしても

直接頭皮に塗ったり摂取する事で意味があるのかどうか分からない

との事です。

残念ですが、さらに研究が進むのを待つしかないですね。

 

薄毛・白髪の対策

 

じゃあ結局どうしたら良いのかという事ですね。

 

実は17型コラーゲン自体を外から取り込む事に意味は無いですが、

自分自身で17型コラーゲンを作るのを助ける成分は存在しています。

また、17型コラーゲンは遺伝子が損傷を受けたときに減少しますが、

そもそも減らさないということも大事です。

 

そこで効果があると言われる成分を紹介したいと思います。

 

・マジョラムエキス

17型コラーゲンの産生を促進させる作用が確認されています。

またヒアルロン酸の産生促進も確認されているので、頭皮にも良さそうですね。

 

・ビワ葉エキス

遺伝子損傷を抑制する効果が確認されています。

また、先日の記事で紹介した脱毛因子が出来るのを抑える効果もあります。

 

これはどちらも頭皮に塗るものですね。

 

まとめ

 

バルジ領域には健康な髪が出来る卵がたくさん詰まっていて、

この卵を孵化させるのに大事なのは17型コラーゲンです。

 

17型コラーゲンは元々人間は持っています。

ですが、DNAが損傷を受けたときに減少していきます。

 

17型コラーゲンを直接補給する方法は今のところ無いので、

いかに増やすか、そして減らさないかと言うことが重要になってきます。

そして、DNAの損傷の原因は活性酸素です。

 

ここでも活性酸素が関わってきているんですね。

にっくき活性酸素については先日書いたのでご参照下さい。

 

有難う御座いました。

 

 

 

薄毛の原因と治療法

目安時間:約 5分

今日は薄毛等の髪トラブルのお話をしたいと思います。

僕は今のところ髪の量には安心していますが、

実の父が薄毛で悩んでいた事もあり

薄毛に遺伝が関係していると聞いた思春期の頃はかなり真面目に悩みました。

今は昔よりもいろんな事が分かってきたので、まとめてお伝えします。

まず薄毛のメカニズムから考えたいと思います。

なぜ髪が薄くなるのか?

人間の髪は

発毛→成長→抜け毛

というサイクルを繰り返します。

通常は発毛から自然に抜け落ちるまでが6年~10年と言われています。

しかし毛周期に異常のある方は発毛から抜けるまでが半年程度という方もいます。

自分の毛周期がどれくらいなのか気になるという方は

朝起きた時に枕に残っている髪の毛を確認してみましょう。

太い毛が抜けているなら、気にする必要はありません。

十分に育ってから、自然と抜け落ちています。

しかし細い毛が抜け落ちている方は育ち切る前の髪の毛が抜けてしまっているという事なので気を付けてくださいね。

毛周期がなぜ異常をきたすのか?

理由は2つありますが、まず一つ目は血流不足です。

睡眠不足やストレスも髪に良くないと言われていますが、

それも血管収縮が起きて血流が悪くなるためです。

血の流れが悪くなる事で、毛根に栄養が行かなくなるんですね。

このような状態の方は多いと思いますが、これにはちゃんと理由があります。

髪の生えている耳の上の部分には筋肉があり、その筋肉は顎と連動しているんですね。

そのため咀嚼をするたびに耳の上の部分が動き、血行が良くなるのです。

頭頂部には筋肉が無いので、側頭部の髪のみが残る事になるのです。

二つ目の理由は男性ホルモンです。

男性ホルモンが抜け毛に影響してるという事はご存知の方も多いと思いますが、

厳密には男性ホルモン自体が薄毛の原因ではありません。

テストステロンという男性ホルモンは、

頭皮のⅡ型5α-リダクターゼという酵素と結合し

DHT(デストロテステロン)という、強力な男性ホルモンに変換されます。

Ⅱ型5α-リダクターゼの量は遺伝によって決まっているので、

薄毛は遺伝と言われているのです。

そしてこのDHTは脱毛因子である

TGF-β(トランスフォーミンググローイングファクターβ)

を沢山出すのですが、このTGF-βは髪の成長を止める働きをします。

テストステロン+Ⅱ型5α-リダクターゼDHTTGF-β→抜け毛

という順序ですね。

つまりこの中のどれかの働きを止めれば、原因を取り除けます。

薄毛の対策

今は薬として処方されるものや、サプリメントとして販売されるものがあります。

①ミノキシジル

これは血管拡張薬として開発された薬ですが、

発毛に効果があると分かってからは発毛の方が有名になりました。

血管を広げるので、当然血の流れは良くなります。

上で書いた一つ目の理由を改善するお薬ですね。

ただし副作用があります。

血の流れが良くなる事で心臓に負担があるのです。

ですので心疾患のある方は使えません。

②プロペシア

これは理由の2つ目の男性ホルモンを止めるお薬です。

先ほどの

テストステロン+Ⅱ型5α-リダクターゼDHTTGF-β→抜け毛

の中のテストステロンを止めるという方法です。

しかしやはり副作用があります。

それは男性ホルモンを止める事によるEDです。

上を取るか下を取るかの二者択一を迫られるわけですね。

一番有名なものはこの二つです。

副作用が嫌だという方は頭皮のマッサージをしたり、

クジンという血流をUPさせる生薬もあります。

また、Ⅱ型5α-リダクターゼやDHTの働きを阻害するにはβグリシンが良いと言われています。

しかしどちらにしても対策は早い方が良いでしょう。

人間の毛穴は毛が生えていない状態が長く続いていると閉じていきます。

若い方なら大丈夫ですが、髪が生えていない状態が長く続いてしまうと、

もう発毛は望めなくなってしまします。

毛穴が塞がった状態からもう一度生やすには、

まず毛穴を空ける作業から始める事になるのでかなり大変になってしまいます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

本当は

対策として新しいものが見つかりましたというお話を書きたかったのですが、

あまりに長くなってしまったのでまた次回書きたいと思います。

今日は遅くまで起きてしまったので、

せめて頭皮マッサージをしてから寝ようと思います。

皆様もお気を付けください。

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